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３月は福岡ビジネス地区の平均空室率が上昇

● 福岡ビジネス地区の3月時点の平均空室率は5.39％、前月比0.12ポイント上げました。3月は新築ビル3棟が満室やおおむね高稼働での竣工となり、既存ビルでも建替え予定ビルからの移転や館内増床などの成約が見られたものの、拡張移転による大型解約や募集開始の影響もあったため、福岡ビジネス地区全体の空室面積はこの1カ月間で約1千2百坪増加しました。3月時点の平均賃料は11,621円、前月比0.35％（40円）上げました。● 3月時点の地区別の平均空室率は次のとおりです。赤坂・大名地区は10.42％、前月比0.97ポイント下げました。建替え予定ビルや他地区からの移転などに伴う成約が見られ、同空室率が低下しました。祇園・呉服町地区は7.69％、前月比0.10ポイント上げました。自社ビルからの移転に伴う大型成約などがあった一方で、拡張や他地区への移転による解約の動きも出ていたため、同空室率が上昇しました。博多駅前地区は4.18％、前月比0.31ポイント上げました。新規供給の影響は少なかったものの、他地区や竣工予定ビルへの移転などに伴う解約の動きがあったことから、同空室率が上昇しました。博多駅東・駅南地区は5.89％、前月比0.93ポイント上げました。新築ビル1棟がおおむね高稼働で竣工しましたが、既存ビルの成約が進まなかったことや、中小規模の解約の影響があったため、同空室率が上昇しました。